超獣伝説 ブルーザー・ブロディ DVD-BOX(2枚組)
カテゴリ: ライバル対決,レジェンド,事件・裏切,選手単体,金曜20時 昭和プロレス
「猪木の目にバーニングスピリットを見た!」
インテリジェンスモンスター その闘いの真実がこのDVDに・・・
今も語り継がれる最強外国人選手 超獣ブルーザー・ブロディ。
新日本プロレス時代の激闘を、秘蔵映像や関係者の証言を交え収録!!
価格 |
発売日 |
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¥11,440(税込) | 2012年3月21日発売 |
動画
作品内容
最強外国人シリーズ第2弾!不沈艦伝説スタン・ハンセンに続き、遂に超獣伝説ブルーザー・ブロディが登場!
■四半世紀の時を越え、封印されていたブロディの初DVD化秘蔵試合が遂に解禁!
闘いの軌跡、名勝負選をディスク2枚に全22試合を360分収録!
■秘蔵!テキサス・サンアントニオにあるブロディ自宅での秘密トレーニング映像を収録!昭和60年に当時のテレビ朝日取材班が本人密着!ベールに包まれた超獣の本性を見ろ!!
■藤波辰巳、坂口征二、ランボー・サクラダ選手など、激闘を繰り広げたライバル達がその規格外の強さ徹底証言!(※DVDオリジナル企画)
■マネジャー役も担っていたブロディ夫人への特別インタビュー敢行!新日本入団、ボイコット事件、今だから明かす新日本離脱迄の真実を証言!
流智美のココに注目!
このDVDを作成するにあたり、私はビデオパック・ニッポンの制作スタッフと一緒に、ブロディの奥さん(バーバラさん)とお姉さん(ゲイルさん)をフロリダ州のポート・セントルシアに訪ねた。お二人は我々を心から歓迎してくださり、ブロディが生まれた頃からの写真がたくさん貼られているアルバムを見せてくれた。ブロディが、こんなに温かい家族に囲まれて育ったというのは正直、想像もできないことだったが、それだけに、同じプロレスラーにナイフで刺されて急死したという現実が、改めて信じられない出来事のように感じて仕方がなかった。
このDVD BOXには、このロケの状況、奥さん、お姉さんへの長時間徹底インタビュー、そして盟友スタン・ハンセンの自宅にもお邪魔してブロディの思い出をタップリ聞いたが、その模様がノーカットで収録されている。稀代の名レスラー、ブロディのルーツを解明する上で絶対に見逃して欲しくないパートなので、収録された名勝負集(全20試合、うち初DVD化が11試合、ノーカットが16試合)と併せ、じっくりとご堪能頂きたい。
ブロディが日本で新日本を主戦場としたのは1985年4月から1986年9月まで、期間にすると1年5か月と短い。その短期間で猪木、藤波、坂口、桜田、マードック、スーパースターらを相手に繰り広げた激闘が収録されているが、余りにも有名な猪木との試合はもちろん、「金曜夜8時」のラスト・ファイトとなった1986年9月19日、福岡における藤波との試合などは興奮、また興奮の名勝負である。チェーンをふりかざし、「ハッ、ハッ」という咆哮とともに殴る、蹴るのラフファイトに終始していた感があるブロディの緻密な試合構成に、「インテリジェンス・モンスター」と呼ばれた所以を感じるベストマッチだ。
1988年7月17日、ブロディが42歳の若さで急死してから、早26年の歳月が流れた。「あのままブロディが生きていたら・・・」という仮定の話は語り尽くされたかもしれないが、確実に言えることは「アメリカのプロレスが、ブロディの死とともに、急につまらなくなっていった」ということだ。ブロディが生きていたときは、「ブロディがXXXX州に出現した」、「ブロディがあんな田舎町に出たそうだ!」という具合に、「ブロディの出没」そのものが注目されていたが、それが消えたからである。今やWWEのエンターテイメント・プロレス一色に塗りつぶされた時代には想像もつかないかもしれないが、ブロディの存在は「独りプロレス団体」みたいなものだった。晩年のブロディは、メジャー団体への出場を忌避し、敢えて弱小マーケットのインディーに好んで出場していたが、そこにプロレスラーの本来あるべき姿を見た気がする。「プロモーターは絶対に信じない。俺が信じるものは家族とファンと、自分だけだ」という哲学をこれほど貫徹していたプロレスラーは絶対にいなかった。そこにブロディの「反逆の美学」がある。このDVDをご覧頂くにあたってのテーマ、それがこの「反逆」である。人間として、男として、現状に甘んじることを許さなかった本物の反逆児、それがブルーザー・ブロディの真の姿だった。
DISC-1 収録内容
「猪木の目にバーニングスピリットを見た!」
衝撃を巻き起こした新日本プロレス参戦表明から、地元テキサスでの秘密特訓シーン、
4.18運命の両国決戦、そして猪木との真夏の三連戦までを一挙収録!!
昭和60年3月21日 後楽園ホール
新日本プロレス参戦表明
昭和60年3月22日 京王プラザホテル
新日本プロレス移籍会見
昭和60年3月 テキサス・サンアントニオ
ブロディ自宅特訓
昭和60年4月15日 後楽園ホール
決戦直前公開スパーリング
昭和60年4月18日 両国国技館 <ノーカット>
ブロディ 猪木控室襲撃事件
ブルーザー・ブロディ vs アントニオ猪木
昭和60年6月28日 品川プリンスホテルアイスアリーナ
<ノーカット>
ブルーザー・ブロディ バッドニュース・アレン vs
アントニオ猪木 藤波辰巳
昭和60年7月5日 富士急ハイランド <ノーカット>
ブルーザー・ブロディ vs 坂口征二
昭和60年7月12日 後楽園ホール <ノーカット>
ブルーザー・ブロディ マット・ボーン vs アントニオ猪木 坂口征二
昭和60年7月26日 弘前市民体育館 <ノーカット>
ブルーザー・ブロディ キングコング・バンディ vs
アントニオ猪木 藤波辰巳
昭和60年7月28日 大阪城ホール <ノーカット>
ブルーザー・ブロディ vs アントニオ猪木
昭和60年8月1日 両国国技館 <ノーカット>
ブルーザー・ブロディ vs アントニオ猪木
昭和60年8月3日 ホノルル・アロハスタジアム <ノーカット>
ブルーザー・ブロディ vs アントニオ猪木
DISC-2 収録内容
未だ完全決着のつかない「超獣×燃える闘魂」との熾烈なる抗争。
ブロディはその状況を打開するべく、ある秘策を持って第五戦札幌決戦に臨む・・・果たしてその秘策とは!?
昭和60年10月4日 札幌中島体育センター <ノーカット>
ブルーザー・ブロディ vs アントニオ猪木
昭和60年10月11日 古川市民体育館
ブルーザー・ブロディ バッドニュース・アレン リック・オリバー vs
アントニオ猪木 坂口征二 木村健吾
昭和60年10月25日 大阪府臨海スポーツセンター
ブルーザー・ブロディ レイ・キャンディ vs アントニオ猪木 木村健吾
昭和60年10月31日 東京体育館 <ノーカット>
ブルーザー・ブロディ vs アントニオ猪木
昭和60年10月18日 後楽園ホール <ノーカット>
ブルーザー・ブロディ vs ランボー・サクラダ
昭和60年11月22日 郡山市総合体育館 <ノーカット>
ブルーザー・ブロディ vs ディック・マードック
昭和60年12月10日 愛知県体育館 <ノーカット>
ブルーザー・ブロディ vs 藤波辰巳
昭和60年11月15日 後楽園ホール
IWGPタッグリーグ公式戦
ブルーザー・ブロディ ジミー・スヌーカ vs 藤波辰巳 木村健吾
昭和60年11月29日 北九州市総合体育館 <ノーカット>
IWGPタッグリーグ公式戦
ブルーザー・ブロディ ジミー・スヌーカ vs アントニオ猪木 坂口征二
昭和60年12月6日 両国国技館 <ノーカット>
IWGPタッグリーグ公式戦
ブルーザー・ブロディ ジミー・スヌーカ vs
ディック・マードック マスクド・スーパースター
昭和61年9月16日 大阪城ホール
ブルーザー・ブロディ vs アントニオ猪木
昭和61年9月19日 福岡スポーツセンター <ノーカット>
ブルーザー・ブロディ vs 藤波辰巳
監 修
流智美(プロレスライター)
プロレス史研究の第一人者、「週刊プロレス」連載他 著書多数。鉄人 ルー・テーズのマネージャーとしても有名。
仕様
品番 |
PCBE-62382 |
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ディスク枚数 |
DVD:2枚 |
収録時間 |
390分 |
言語 |
日本語 |
サイズ |
16:9 |
コピーライト |
©2012 テレビ朝日/新日本プロレスリング |
発売元 |
ビデオ・パック・ニッポン |
販売元 |
ポニーキャニオン |